仕入部門の最適化

【問題】
 仕入部門が、市場や営業の意見を聴かずに、メーカーからの販売促進やリベートの提案に乗ってしまい、過剰な仕入をおこなっていませんか。

【事例】
 食品卸A社では、メーカーから「先付けで購入すれば、リベートを追加で提供する」、あるいは「10t車単位で仕入れると機能リベートを支払う」等の条件が提示されています。しかしA社の仕入部門では「仕入原価の低減」を優先するために、営業部門の販売見込を確認しないで仕入をすることが多いため、徐々に在庫が増えて行きました。

上記は、発注業務プロセスの意志決定ルールと、部門間の連携コミュニケーションに課題がある事例です。