だろう予測が日常化
【課題】
昨年、大量に販売したから、今年も大量に売れるだろうと予測して、昨年度以上に仕入を増やすという傾向はありませんか?
だろう予測が日常化すると、予測が外れて在庫が増えるケースが常態化します。
【事例】
日用雑貨卸D社では、昨年度、好評だった季節商品を大量に仕入れて販売したが、昨年との気温の違い、さらに流行の変化により、小売店頭での販売が不振を極めた。その結果、シーズン終了後、小売店から大量の返品を受け、資金繰りに苦しむことになっている。
上記は、仕入発注の業務プロセスが、根拠の薄い予測に基づいて実行されてしまう事例です。